運営スタッフによるクリエイティブ日誌

『もしドラ』岩崎氏講演会から思うこと このエントリーを含むはてなブックマーク 

先週の土曜日、『もしドラ』著者の岩崎夏海氏を招いて、
「今、福岡にいることはチャンス!」というテーマで講演会を開催しました。
 
終ってみて、いろんな方から賛否両論ありました。
中にはちょっと気を悪くされた方もいらっしゃったかと思います。
 
 
事実、批判もお受けしてますし、自分も感じています。
 
 
しかし岩崎さん自身は、これまで放送作家やプロデューサーとして活躍され、
また今回ビジネス書作家として『もしドラ』を48万部を超えるベストセラーにされた、
結果が求められるシビアな世界で常に成果をだされてきた方だと思います。
 
今回、これまで生きてきた中で培った自分の哲学をどうしても伝えたいというところが
強くなりすぎてしまい、かえって抽象的で伝わりにくい言い回しになってしまったのだと思います。
 
 
自分も岩崎さんのようなすごい方が、独自の視点のもと、
「福岡での生き方」の具体案を語ってくれるものと期待してました。。
(どうして福岡に注目しているのかという洞察についても)
 
 
ですが、こう数日経って改めて岩崎氏の話を思い返しますと、本質をついていて、
すばらしいことをおっしゃっていたんだなぁと感じました。
 
 
以下は≪小田が感じた6つのポイント≫です。
 
1.価値観の多様性は人を生きづらくさせている
 強い価値観が失われ、規範や共通の価値観がなくなってきている。 
 それがメガヒット(アバターやThis Is Itなど)が生まれるもとになっている。
 ⇒潜在的に人とは自分と同じ価値観を共有したい。
 
 
2.変化の先頭に立つ
  変化を感じとるには、
  (1)規則正しい生活をする。⇒同じ行動の中だから変化を見つけやすい。
  (2)部屋を掃除する。⇒心がすっきりする。モノを捨てる。
  (3)人間関係を最大するのではなく、最適に。
 
 
3.人間関係を整理する
  (1)家族⇒肉体的
  (2)仕事場⇒金銭的
  (3)友人
  (4)師弟⇒精神的。成長と変化の源泉。
  
  岩崎氏は(1)(2)(4)の順番で重要。(3)の友人関係は価値は少ないので、
  できればきる。
  しかし窮地に陥ったときに救ってくれたのは友達だった。
  『もしドラ』は、一番いらない人間関係「友情」を描いた。
 
  前提をふまえた上で捨てることができること。
  矛盾していることが重要「友情は価値がないから価値がある」ということ。
 
 
4.新しい価値を創造するには
  美しい自然をみるということが必要。
  大数学者たちが新たな発見をしたのはすべて美しい自然の中。
 
 
5.新たな価値が生まれやすいところ
  変化が激しいところ(特に減少傾向)を見る。
  ⇒希少性は価値が高い
  少子化。だからこそ子供が必要。
  福岡は子どもを育てる環境が整っている。
  (小田が思うに、ドラッカーの言う「すでに起こった未来」のこと
  を考えるということ?)
 
 
6.『もしドラ』に書かれてある「真摯さ」とは何か?
  答えが重要ではなく、真摯さとはどういうことかを問い続けること。
  ★絶対的な答えは実在しないが、絶対的な問いは存在する。
  問いは不変である。一生問い続けてほしい。
 
  小田はここが一番心に響きました。
 
  ちなみに真摯という言葉を辞書で引くと
  「まじめでひたむきなこと。事を一心に行うさま」
 
 
番外として、
・「プライドを捨てる」
・「人間は自分のことを一番知らない」
ということ。
 
以前岩崎氏からのメールでこういった↓文章をいただきました。
"人が起こすあらゆる失敗の根底には、「自分を信じる」という行為があり、
その逆に、あらゆる成功の裏には、必ず「自分を疑う」「自分を捨てる」という行為があります。
これが、多くの人は知らないし、また分かってもできないこの世の真理の一つです。"
 
これと上の2つの言葉がリンクしました。
 
 
 
小田が推測するに岩崎氏の伝えたかった真意は2点、
 
■“真摯さ”を問いつづけよう
 
■変化の先頭に立ち続けよう
 
だったように思います。
 
 
それを受け、今後小田は、
 
「“真摯さとは何か”ということを日々自問自答し続け、意識して変化し続ける」
 
ことに決意しました。
 
 
小田の思う“真摯さ”とは言動一致せること、“変化”は知行合一せること。
この「言動一致」「知行合一」という言葉含めて今後生きていく上で小田の大きな指針となりそうです。
 
 
 
また今回、『もしドラ』という本と出会うことができてよかったです。
昨年末から本屋でその存在はしっていたのですが、あの表紙だったので
ずっと避けてました。
 
実は岩崎さんと3月にお会いしたときもまだ読んでなかったくらいです。。
(岩崎さんスイマセン)
 
でも読んでみて『もしドラ』はこれまでドラッカーを全然知らなかった人や読んでも
理解できなかった人にドラッカー哲学の素晴らしさを伝えた、不出世の本だと
感じました。
 
そういったことを理解せずに、先日の講演だけで岩崎さんを色眼鏡で
みてしまっては失礼だと、自分自身がそうおもいましたし、
他の方もそんな見方されてしまっているのだったら、残念に思います。
 
 
せっかくいただいた機会、活かすしか他ないと思います。
 
 
今回の岩崎氏の講演から何が生み出せるのか、小田といっしょに考えていきませんか?
 
 

投稿者 おだ : 2010年04月20日 18:23 【ページのトップへ】

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